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2016年12月10日土曜日

オーストラリア 3【ボクのWWOOF体験記その2〜どんなことやったの?〜】


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【現在地:チリ/サンティアゴ】
ただいま日本食レストランで研修中!

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【ボクのWWOOF体験記その2〜どんなことやったの?〜】←今ここ!

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2015年10月〜11月


WWOOF(ウーフ)をワーホリの最初にやると決めて、ホストに連絡を取って、ファームに移動してきました。
今日は3週間いたカリメアファームでやった仕事を紹介してみたいと思います。



WWOOFは、お世話になるホスト先によって頼まれる仕事は様々。
ガーデニング程度のお手伝いの場合もあるし、ひたすら野菜を収穫するところもあるし、僕みたいに、個人経営の中規模なファームだと、動物たちのお世話や、敷地の手入れも行います。


1つのホストに対し、複数のWWOOFer(ウーファー;ウーフする人)がいることもありますが、今回は僕だけでした。
だから仕事の量がたくさんあって大変!
1日4〜6時間程度が規則だけど、余裕で10時間以上働く毎日
ホストと一緒に仕事することもあるけど、ほとんど僕一人で作業してました。
まじ、ブラックだろ!とか思ったけど、毎日が貴重な経験で勉強になりました。



ということで項目立ててまとめていきたいと思いますb


★豚と鶏の餌やり

「What can I help you?」
ホストにまず何をしたらいいのか聞きます。
が、発音が悪かったのか、それすら通じなかったのにはさすがに落ち込みました(笑)

カタコトでもやる気満々アピールしてまずは毎朝7時に起きて豚や鶏に餌をあげることに。


ホストファザーのデザが時々レストランまで残飯を取りに行ってそれを豚に与えます。
毎日普通のシリアルのような餌もあげますが、それよりも人間が食べるご飯の方が美味しいのか、残飯の日はそれこそがっつきかたが半端じゃありません(笑)


20羽ほどいる鶏は餌の好き嫌いがあって、テンションが高い時と低い時の差を毎日見てるとなんだか愛着が湧いてきます。



★鶏小屋の掃除

餌を与えたら鶏小屋を掃除します。
たまった糞の匂いがなかなか強烈です。
まずは床掃除。



毎日やるわけではなく、たまったら掃除する感じなので、1cmくらい糞が積もってるんですよね。
それをスコップで丁寧に刮ぎとります。



日々の生活に追われてなかなか掃除することができないそうですが、やっぱり動物たちも綺麗な環境の方がストレスを感じないだろうから、この仕事は大事ですね。
人間だって、床に排泄物が転がっていたら嫌じゃないですか(笑)



そして小屋の掃除。
これが、割とガチで汚いし、バリ臭い。床の5倍はニオイが強いです(笑)



普通でも床に糞がまき散らかされてると「クサっ!」てなるけど、箱の中はそれを軽く通り越したやつなんですよ、ほんとに。
もうね、厚さ5センチくらいのミルフィーユみたくなってて、下の方は発酵して緑黒い。
どんだけ溜め込んだん?って感じ。。



それを綺麗に取っていきます。
掃除する前とした後では見た目も匂いも全然違いますね!
この作業、かなり大変でした、、、



続いて鶏さんのお部屋の掃除。



卵がね、生暖かいいんですよ。生きてる卵に感動。
直前まで鶏が卵を温めていますからね。



でも、残念なことに、卵を回収する時間すらないのか、1週間ほど放置されたお部屋の中には合計37個もの卵が、、、
全部捨てていいって言われたから悲しみながら廃棄しました。



動物の命、粗末にしていいものなのか、、、
廃棄しないように管理することが大事なんじゃないかな。
それが食を生産する者としての責任。
ましてや大規模なファームじゃないんだし、、
鶏の卵って身近すぎて何気なく食べてますが、1つ1つが生きているんですよね。
いろいろ考えさせられた鶏小屋の掃除でした。



★鶏の屠殺

ちょっと閲覧注意です。
今日は自分たちで食べる用に鶏を5羽、屠殺。
生まれて初めて自分の手で動物の命を、、、


鶏を小屋から1羽ずつ連れてきて足を持ちあげ逆さにし、木にくくりつけてある円錐の筒の中に入れます。
先っぽから頭と首を引っ張り出し、頭を落とさないように首のサイドの2本の血管を切ります。


切り口から下垂れ落ちる真っ赤な血、もがき声すら出せずに苦しむ鶏、涙が出てきそうになりました。
動物の命を奪うことに痛みを覚えました。
でも、僕たちが生きるために必要なこと。



豚も牛も鳥も羊も美味しいけど、スーパーで並んでいるものを買うのは手の汚れていない、残酷なところを知らない人たち。
その食材がどのようにして作られたか、どのようにして流通しているのかを知るのは大事なことだと思います。



さて、血がある程度出たら、沸騰したたっぷりのお湯に15秒浸します。
こうすると羽が抜けやすくなるんです。



そして羽を取ってくれる機械に入れます。
洗濯機みたいにくるくる回るので、突起物に当たり満遍なく羽が抜けます。



とりきれなかった羽は手でむしり取るか、バーナーで軽く炙ります。
結構痩せている鶏さんでした。
後はさばいて保存します。




★果物の木に肥料を与える

まず、これなんだと思いますか?


そうです、鶏小屋の掃除で出た鶏のフン。これが肥料代わり。
大きなバケツ15杯分くらいはあります。
水分含んで、発酵しかけているので、ニオイもさることながらハエの数もおびただしいです。
これがマンダリンや桃などのフルーツを育てるのに良いんだそうです。

トラックに積み込み、敷地内にあるフルーツの木のエリアまで運びます。



ひたすら鶏の糞を与えること4時間。
ようやくバケツが空になりました。




★ワイヤーの張り直し

牛や羊がしょっちゅう逃げ出すことがあって、その度に捕まえるのが大変!
敷地を囲うようにして張ってあるワイヤーに電気を走らせることで動物が逃げないようにしてるんですが、一部には何らかの原因で電気が通っていなくてそこから逃げるんです。
その箇所を探して電気が通るように修理します。



きちんと電気が通っていれば、電流計に表示される数字が設定してあるものと同じになります。
炎天下の中、この作業を1日やった日には、日焼けで肌がジンジンしました、、、



★畑の手入れ

手入れっていうかひたすら生えてる雑草を抜く仕事。
どんだけ放置したの?ってくらいわんさか生えてます。
小学校の教室約2つ分の庭に50cm~100cm級の雑草たち。



汚いゴムブーツを履き、軍手をしていざ出陣。
ちなみにホストファザーは別の仕事で町へ行くので一人でやります。
忙しいからガーデニングやる暇ないんだって。
いやいや、僕、あなたに時間がたっぷりあること知ってますよ?(笑)



ってことで汗だくで朝イチから18時までがっつり。
運動してないからかなり腰にきました、、、
思ってたより大変な作業で、除草剤を使わない農家の人はしんどい思いをしてるんだろなぁ。



これから畑を作りなおすらしく、まだまだやることはありそうだし、長い月日をかけて食べ物を育てるっていうのは大変なことだなと雑草を抜くだけでも思いました



将来、僕が食べ物を扱う職業につくとして、そういう作り手の気持ちも忘れてはいけないし、一生懸命大きくなった野菜達を大事に調理してあげたいなと思いました。



★羊に予防注射

敷地に散らばっている羊たちをホストみんなで取り囲んで、ゲージに入れて一頭ずつ注射を打ちます。
重いし何気にパワーあるしで羊のヒヅメで指を怪我したりしました。


何のためにするのか聞いたら、「病気を予防し、成長を促進する薬を入れないと死んじゃうんだよ」って言われました。
暴れる羊を抑えないといけないので、結構力を使う仕事。
でも30頭くらいしかいないから、もっと大きなファームだとこの仕事だけでも骨が折れそうですね。


★除草

敷地の外に流れる川沿いに生えている毒をもった雑草を枯らすために除草剤をかけていく作業。
広い牧場を淡々と歩き、見つけてはスプレー、見つけてはスプレー。
地味にボトルが重いので、肩や腰に疲労が溜まります。



スプレーがぼろぼろでもはや使い物にならないので、トラックを運転して集めることに。
あ、僕は車の免許持ってないけど、敷地内は公道ではないので自由に走れます。



トゲトゲした雑草を鉈でカット。
ボロい車を運転して、歩いて、雑草カットしての繰り返し。
牧場が広すぎる。
ハエ多すぎる。
雑草放置しすぎてる。




なかなか終わりが見えなくて、なんで一人で何でもかんでもやらんといかんと!?って、ちょっとストレス感じてるころに牛のどろりっちう ●こ踏んだ時は、もう日本に帰りたくなりました(笑)



★もはやこれが本業?


農業の仕事とは全く関係ないこともお手伝いしました。
電気関係の仕事もしているらしく、僕が一人で鶏の小屋を掃除したり、広大な牧場で雑草を刈ったり、蜂の巣箱を綺麗にしたり(次回紹介)している間、ホストファザーはいろんな人の家に行って、アンテナ張ったり、回線工事をしたりしています。
こっちの方が儲かるんだって。
だからといって自分のファームを放置しないで(切実)



ワゴン車の中はその仕事に関する道具や備品でいっぱい!
何がどこにあるのか全くわらかない、、、笑


僕も、車で連れまわされ、お客さんの家に行って電気交換したりアンテナ張ったり。
ホストファザーはよくお客さんと世間話するから20分で終わる仕事がだらだら2時間、3時間かかったりして。
農業に何も関わってない1日もあったりしました。
もはやWWOOFやめよかな(笑)



ということで、途中ちょっと愚痴っぽくなった箇所もありますが、WWOOFって楽しいだけじゃなくて、しんどいこともあります。
で、感じたことをなるべくそのまま書き残したいからついつい文章長くなっちゃうけど勘弁してください(笑)



次回は3週間の中でもっとも時間を費やした仕事を紹介します。
甘くて美味しいアレを収穫しますよっ!


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